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ミラティブのVライバー事務所とは?仕組み・選び方・おすすめ事務所まで徹底解説

ミラティブでVライバーとして活動していると、「事務所に入るべきか」「還元率はどれくらい変わるのか」「スカウトDMは信用していいのか」と迷う場面が増えます。

事務所は配信活動の成長を強力に後押ししてくれる存在ですが、同時に契約上のルールや報酬分配の仕組みも伴います。

この記事では、ミラティブにおけるVライバー事務所の仕組み、自分に合った事務所を選ぶための基準、さらには信頼できる事務所の見極め方からスカウトDMへの対応までを分かりやすく解説します。

ミラティブのVライバー事務所とは?仕組みと基礎知識

ミラティブ

ミラティブで活動するVライバーの中には、個人で配信を行う人もいれば、事務所に所属して活動する人もいます。
事務所は単なる「名前貸し」ではなく、配信活動を継続・拡大していくためのサポート組織です。

ただし、所属すれば必ず成功するというものでもありません。
まずは、事務所がどのような役割を持ち、どんな仕組みで成り立っているのかを整理しておきましょう。

ミラティブで事務所に所属する意味

ミラティブのVライバー事務所は、配信者をサポートしながら収益化を後押しする存在です。

主な役割は以下のようなものです。

  • 配信ノウハウの提供
  • イベント対策や戦略アドバイス
  • マネージャーによるサポート
  • 案件やコラボの紹介
  • トラブル時の対応

特に初心者の場合、何をどう伸ばせばいいのか分からないという壁にぶつかりやすいです。事務所に所属すると、その具体的な方向性を示してもらえる点が大きなメリットになります。

一方で、活動の一部にルールが発生することもあります。活動の自由度とサポートのバランスを正しく理解した上で検討することが重要です。

フリー配信との違い

フリー配信とは、事務所に所属せず個人で活動する形です。

主な違いは以下の3点に集約されます。

  • サポートの有無 フリーはすべて自己判断で行います。一方、事務所所属は配信の戦略や改善点を専門家に相談できる環境が得られます。
  • 収益の取り分 フリーはアプリ規定の還元をそのまま受け取ります。事務所所属は、その中から事務所の取り分(手数料)が差し引かれる仕組みです。
  • 活動の自由度 フリーは完全に自由です。事務所所属は、契約内容によって配信頻度やイベント参加などの一定の制約が生まれる場合があります。

どちらが正解ということはありません。自己管理が得意で戦略を自分で立てられる人はフリーでも問題ありませんし、サポートを受けながら最短距離で伸ばしたい人は所属が向いています。

事務所の収益モデル(報酬分配の仕組み)

ミラティブのVライバー事務所の多くは、成果報酬型というビジネスモデルを採用しています。

基本構造は次の通りです。

  1. 視聴者がギフトを送る
  2. アプリ側が手数料を差し引く
  3. 残った報酬を事務所とライバーで分配する

たとえば「還元率70%」と提示されていても、それがアプリ差し引き後の金額に対してなのか、それとも別の基準なのかによって、実際の手取り額は大きく変わります。ここを曖昧にしたまま契約を進めるのは非常に危険です。

また、収益以外にも以下の項目が設定されることが一般的です。

  • 最低配信時間の条件
  • イベント参加の義務
  • 契約期間の縛り

事務所はボランティアではなくビジネスとして運営されています。ライバーが成長して収益を上げることで、事務所も利益を得る構造になっています。

だからこそ、提示されているサポート内容分配条件が本当にお互いに見合っているかを確認することが大切です。

仕組みを正しく理解していれば、事務所所属は強力な武器になりますし、逆に自分に合わない不要な契約を避けることもできます。まずは構造を把握すること。そこから冷静な判断が始まります。

ミラティブVライバー事務所の選び方【失敗しない基準】

ミラティブVライバー事務所の選び方【失敗しない基準】

ミラティブで活動するVライバーにとって、事務所選びは“最初の分岐点”です。
所属した後に「思っていたのと違った」と感じるケースの多くは、契約前の確認不足が原因です。

勢いで決めるのではなく、見るべき基準を整理しておけば大きな失敗は避けられます。
ここでは、特に重要な4つのポイントを解説します。

還元率と報酬体系の見方

まず確認すべきは還元率です。ただし、数字だけで判断するのは非常に危険です。

見るべきなのは次の点です。

  • アプリ差し引き前か後か 多くのライバーが誤解しやすいポイントです。例えば1万円分のギフトが贈られても、まずアプリ側で手数料(ミラティブの場合は約7割前後が引かれるケースも)が引かれます。その残った金額に対しての〇%なのかを明確にする必要があります。
  • ボーナスやイベント報酬は含まれるのか アプリから支払われるマンスリーランキングなどのボーナスも分配対象になるのか、それとも100%ライバーに渡るのかを確認しましょう。
  • 固定報酬(時給)はあるのか 初心者向けに「時給保証」を掲げる事務所もありますが、その分「ギフトの還元率が下がる」「月に〇時間以上の配信が必須」といった条件がセットになっていることが多いです。
  • 最低配信時間の条件はあるのか 報酬を受け取るための最低ライン(月間〇時間など)がある場合、未達成だと報酬自体が発生しないリスクもあります。

例えば「還元率80%」と書かれていても、アプリ手数料が引かれた後の金額に対してであれば、実際の手取りは総売上の10〜20%程度になることも珍しくありません。

高還元=有利とは限りません。手厚いマネジメントや機材提供があるなら、還元率が多少低くても納得できる場合があります。サポート内容とのトータルバランスで判断することが大切です。

サポート体制(マネージャー・研修・イベント)

事務所に所属する最大の意味はサポートにあります。

契約前に確認したいのは、次のような具体的な項目です。

  • 専属マネージャーは付くのか
  • フィードバックの頻度はどれくらいか
  • 初心者向けの研修制度はあるか
  • イベント対策や戦略サポートはあるか

特にミラティブはイベントの影響が非常に大きいプラットフォームです。そのため、過去のデータに基づいたイベント戦略を具体的に説明できる事務所は、確かな実績がある可能性が高いといえます。

「しっかりサポートします」という抽象的な説明に惑わされてはいけません。何を、いつ、どのように支援するのかという実務的な内容を具体的に答えられるかどうかが、信頼できる事務所かを見極める重要な判断基準になります。

契約期間・違約金・活動制限の確認

見落とされがちですが、最も重要なのが契約条件です。

必ず確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 契約期間は何ヶ月か
  • 自動更新はあるか
  • 途中退所の条件
  • 違約金の有無
  • 他アプリ併用の可否

特に「いつでも辞められる」と思っていたら、実際は厳しい契約縛りがあったというケースは少なくありません。

もし違約金に関する記載がある場合は、どの条件で発生するのか金額の計算方法は明確か、そして実際に請求される可能性はどの程度あるのかまで踏み込んで確認しておきましょう。

契約書は必ず隅々まで目を通し、口頭での説明と内容に食い違いがないかを厳しくチェックすることが自分を守ることに繋がります。

ミラティブ特化型かマルチ展開型か

事務所には大きく分けて2つのタイプが存在します。

  • ミラティブ特化型 ミラティブというプラットフォームの仕組みを熟知しており、イベント対策やランキング戦略に非常に強い傾向があります。特定のプラットフォームにおける理解が深い点が最大のメリットです。
  • 複数アプリ展開型(マルチ型) 複数の配信アプリを取り扱っているため、将来的に他アプリへ活動の場を広げたり、媒体を移行したりする柔軟性があります。活動の幅を広げたい人に向いています。

自分がミラティブ一本で徹底的に伸ばしたいのか、それとも将来的に他の媒体も視野に入れたいのか。この方向性を明確にしておくだけで、自分にぴったりの事務所が格段に選びやすくなります。

ミラティブおすすめVライバー事務所

321.inc

321
321.incの特徴
  • ・REALITYで業界トップクラスの実績を誇るVライバー事務所
  • ・多数のライバーが所属し、多様な配信ジャンルに対応
  • ・高還元率や所属者向けのイベント企画が活発

321.incは、特にバーチャル配信プラットフォームであるREALITYでの実績が非常に高いVライバー事務所として広く知られています。

所属するライバーに対しては、ギフトなどの還元率において非常に有利な条件が提示されており、報酬面での透明性と満足度が高いことが大きな特徴です。特定の性別やキャラクター性に偏ることなく、多様な個性を持つVライバーが数多く在籍しており、それぞれのスタイルに合わせた活動を続けています。

特にREALITYでのイベント対策や独自のサポート体制には定評があるため、同アプリでの活動を主軸に考えている人にとっては、有力な選択肢の一つとなります。まずは公式サイトや公式の問い合わせ窓口を通じて、具体的な活動条件やサポートの詳細を確認してみるのが良いでしょう。

カーブアウト

CARVEOUT(カーブアウト)
カーブアウトの特徴
  • ・ライブ配信だけでなくメディア露出支援も可能
  • ・TV出演やSNS案件など幅広い実績
  • ・芸能事務所としてのバックグラウンドが強み

「カーブアウト」は、ライブ配信のサポートに加えてテレビ出演や雑誌掲載などメディア面での支援実績が豊富な事務所です。

Vライバーとしての活動にとどまらず、エンタメ業界全般での発信力を高めたい人に向いており、企業案件の紹介やSNSの運用支援なども積極的に提供しています。単なる配信の枠を超えて、テレビ、AbemaTV、大型ビジョン広告といった広範囲な露出の機会を求める人にとっては、非常に心強い環境と言えます。

また、インフルエンサーやクリエイターとしてのブランディング支援にも力を入れているため、将来的に芸能活動やプロモーション案件に挑戦したいと考えている人にも特におすすめです。

KIRINZ

KIRINZ
KIRINZの特徴
  • ・グループブランドとして複数事務所/サービスを運営
  • ・イベントや企画運営を軸に支援幅が広い
  • ・17LIVE “GOLD Partner” など認定実績あり(関連ブランド)

「KIRINZ」は、ライバーやクリエイター領域全般の支援を幅広く行う組織であり、関連ブランドとしてStockForceなど複数のライブ配信事務所を傘下に展開しています。

17LIVEの公式パートナー認定を受けているなど業界内での提携実績も豊富で、17LIVEやミラティブといった複数のプラットフォームにおける活動支援が可能です。単なる配信サポートにとどまらず、育成プログラムや独自のイベント企画を含めた包括的な支援体制を整えている点が大きな強みと言えます。

一箇所に縛られず、複数の媒体を視野に入れながら着実なステップアップを目指したい人や、事務所が主催する大規模なイベントを通じて露出を増やしたいと考えている人に非常に向いています。

Licore

Licore
Licoreの特徴
  • ・トップライバーから直接アドバイスを受けられる制度あり
  • ・SNS運用支援や宣材撮影など配信以外の準備サポートも提供
  • ・未経験者の育成にも対応

「Licore」は、ライバーやVライバー向けの育成およびマネジメントに特化した事務所であり、指導を受けるライバーを自分で選んで学べる制度を導入しているのが最大の特徴です。

自分の理想とするスタイルに近い先輩から直接ノウハウを吸収できるため、独自の配信スタイルを早期に形成したい人にとって非常に適した環境といえます。また、宣材写真の撮影サポートや配信機材の貸出といったハード面での支援も充実しており、知識や道具がない未経験者でも準備段階から一貫したサポートを受けることが可能です。

単に配信のやり方を教わるだけでなく、自分だけの理想の配信像を形にしたいと考えている人にとって、非常に手厚いバックアップ体制を整えている事務所です。

Linear

Linear
Linearの特徴
  • ・17LIVE × Vライバーに強みがある事務所
  • ・時給報酬制度など独自の収益モデルあり
  • ・17LIVEやIRIAMなど複数配信プラットフォーム対応

「Linear」は、17LIVEで活動したい人向けのVライバー事務所として非常に人気の高い選択肢です。

所属ライバーは投げ銭による収益とは別に、時給報酬が得られる制度があるなど、独自の収益モデルを採用している点が大きな特徴です。これにより、収益が不安定になりがちな活動初期でも、一定の安心感を持って配信に専念できる環境が整っています。

また、17LIVEだけでなくIRIAMを含めた複数のプラットフォームでも活動を展開できるため、一つの媒体に縛られず幅広い配信経験を積みたい人にとって非常におすすめの事務所といえます。

ミラティブ事務所に所属するメリット・デメリット

ミラティブ事務所に所属するメリット・デメリット

ミラティブでVライバー活動をする場合、事務所に入るかフリーで活動するかは大きな分かれ道になります。
どちらが正解という話ではなく、「自分の目的と相性が合うかどうか」が重要です。

ここでは、メリットとデメリットを整理したうえで、どんな人が向いているのかを具体的に解説します。

メリット(成長スピード・案件・露出)

事務所に所属する最大のメリットは、成長スピードの速さです。蓄積されたノウハウやイベント攻略法を体系的に学べるため、独学よりも試行錯誤を減らし、人気が出るまでの期間を大幅に短縮できます。

次に、案件やイベントへの参加機会も重要です。事務所独自の企画や企業案件など、個人では届かない特別なチャンスは、短期間で露出を増やすための強力な武器になります。

さらに、露出を広げる多角的な支援も魅力です。SNS運用のアドバイスや宣材写真の作成、コラボの紹介など、ブランディング面でのサポートにより、活動のスタートラインを大きく引き上げてもらえることが、所属する最大の利点といえます。

デメリット(手数料・制約・自由度)

事務所に所属することには、相応のコストと制約も伴います。

まず、報酬の一部が事務所へ分配される手数料が発生します。同じ売上でもフリーより手取りが減る場合があるため、還元率の仕組みの確認は必須です。

次に契約上の制約です。期間の縛りや配信時間の目安、他アプリの併用制限などが設けられることもあり、活動の自由度はフリーより下がる可能性があります。

最後に方向性の調整です。事務所の戦略と自分のスタイルが必ずしも一致するとは限りません。支援を受ける代わりに、ある程度のプロデュースや指示が入る点も理解しておく必要があります。

所属すべき人・フリー向きの人

事務所向きなのは、配信を本気で伸ばしたい人や、早く結果を出したい人です。また、客観的なアドバイスを求めている人や、イベント・案件に積極的に挑戦したいタイプも、環境を活かすことで所属のメリットが最大化されます。

一方、フリー向きなのは、完全に自分のペースで活動したい人や、配信を趣味として楽しみたい人です。収益分配を避け、戦略よりも自由度を優先したいタイプには個人活動が適しています。

事務所はあくまで加速装置です。アクセルを踏む強い意思がなければ、その機能を十分に活かすことはできません。ミラティブでどう活動していきたいのか、その軸を決めることが、所属かフリーかを判断する重要な出発点になります。

スカウトDMは信用できる?見極めポイント

スカウトDMは信用できる?見極めポイント

ミラティブで活動していると、突然スカウトDMが届くことがあります。
嬉しく感じる反面、「本当に信用していいのか?」と不安になる方も多いはずです。

結論から言うと、スカウトDMは“内容次第”です。
信用できるものもあれば、テンプレートを大量送信しているだけのものもあります。

大切なのは、感情ではなく“確認項目”で判断することです。

安全なスカウトの特徴

比較的信頼しやすいスカウトには、いくつかの共通点があります。

まず、事務所名と公式サイトが明確であり、所在地や代表名などの法人情報が容易に確認できることが前提です。その上で、「なぜ自分に声をかけたのか」を具体的に説明しているかが重要な判断基準となります。

「可能性を感じた」といった定型文ではなく、「配信スタイルがミラティブの特性に合っている」など、あなたの活動を実際に見た上での具体的な評価があるかどうかを確認してください。

また、面談前に契約概要を提示し、即決を迫らない余裕があるかどうかも信頼の証です。こちらの質問に対して曖昧な回答をせず、条件を明確に示してくれる事務所であれば、信頼度は格段に高まります。

危険なスカウトの特徴

一方で、注意すべきサインもはっきりしています。

まず、事務所名が書かれていない、あるいは法人情報が確認できない場合は極めて危険です。また、「今だけ」「限定枠」と即決を迫るものや、高収入だけを過剰に強調するスカウトにも注意が必要です。

特に警戒すべきは、登録料や機材購入などの費用を求めてくるケースです。健全な事務所はライバーの収益から手数料を得る成果報酬型なので、活動前に費用を請求する必要は基本的にありません。

さらに、「絶対に売れる」「月50万円は簡単」といった根拠のない甘い言葉ばかりで、具体的な収益の仕組みを説明できない場合も要注意です。スカウトが届いたこと自体は一つの評価ですが、内容まで特別とは限らないという冷静な視点が欠かせません。

面談で必ず確認すべき質問

少しでも興味があるなら、すぐに契約するのではなく、面談で詳細を確認することが極めて重要です。

面談の場では、必ず次の点を確認してください。

  • 還元率は「何に対して」の何%か(アプリ手数料を引いた後か、前か)
  • 契約期間はどのくらいか(自動更新の有無も含む)
  • 途中解約時の条件や違約金の有無
  • ノルマや最低配信時間の有無
  • サポート内容は具体的に何をしてくれるのか

ここで「しっかりサポートします」といった曖昧な回答しか返ってこない場合は注意が必要です。「どの頻度で、どのような内容を、誰が担当するのか」まで明確に説明できるかどうかが、信頼できる事務所かどうかの判断基準になります。

スカウトDMはチャンスの入口に過ぎません。しかし、契約はそこから始まる長期戦です。一時の勢いではなく、着実な確認。それだけで、取り返しのつかないトラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ

ミラティブでVライバーとして活動するうえで、事務所に所属するかどうかは大きな選択です。

事務所は成長を後押ししてくれる存在ですが、同時に契約や分配の仕組みも伴います。重要なのは、仕組みを正しく理解したうえで判断することです。

  • 事務所の役割と収益構造を把握する
  • 還元率や契約条件を具体的に確認する
  • 自分の活動スタイルに合っているかを考える
  • スカウトDMは内容で見極める

この順番をしっかり押さえていれば、大きな失敗は避けられます。

所属はゴールではなく、あくまで活動を充実させるための手段です。ミラティブでどんな活動をしたいのかを明確にし、その目標に合う選択をすることが、ライバーとして長く活動を続けるための土台になります。